2021年11月21日の日商簿記3級試験合格を目標にクレアールのテキストを進めています。2冊目テキストが終了しました。泣いても笑っても試験まであと3日です。間違った部分を見直していっています。
前回間違えポイントを8章まで記載していました。残りの9章から15章まで間違えそうなポイントを確認していきます。一冊目のテキストと重複する部分もあると思います。
中ボス:9章「試算表」(30分目標)
「残高試算表」「合計試算表」「合計残高試算表」の3種類があります。
試算表の作成は仕訳が重要です。問題を読み解いて勘定科目を選んで処理をしていきます。まだ試験を受けておりませんが実際の試験を想定して無地のルーズリーフをページに挟みページ半分に仕訳をしていく練習をしました。タイマーをONにして挑戦です。
結果6問中2問に間違え&大幅時間超過がありました。
1つ目は「合計試算表(二重仕訳)」2つ目は「残高試算表」
1つ目の合計試算表(二重仕訳)は二重仕訳の重複記載したものを削除して集計することが問題の肝です。各科目の増減(現金の増減→売上高¥10,000という仕様)を記載したものが羅列していたので金額の頭に「+」「-」を記載していき集計したら間違ってました。金額の増減だけを追っていたら重複分の削除をミスっていたようです。
2つ目の残高試算表は試算表と別途「売掛金明細」「買掛金明細」の空欄を記入する内容でした。今回は仕訳をしました。しかし「売掛金」「買掛金」の相手先の部分が小さく書きすぎて集計が大変になりました。問題を読んで仕訳の時点で集計しやすく記載したらもっと短時間で解けた問題でした。
やはり集計面でも見直しの面でも仕訳が重要です。
12章「売上原価の算出」間違えポイント
問題としては「先入先出法」OR「移動平均法」繰越商品の仕訳を行う時に「単価」に注意しましょう。また「仕入返品」「売上返品」はあるか?手書きで表を作成した際に集計する金額を間違えやすいポイントです。損益に記載する売上は「純売上高」です。
※日商簿記3級試験では分記法は出題されなくなりました。
ラスボス変身前:13章「精算表」
仕訳処理・集計・転記と盛りだくさんです。今までの学習が出来ていても間違えやすいのは「売上原価の算出」「貸倒引当金」「減価償却費」「前払と未収、前受と未払」計上する際に問題文の見落としや電卓入力ミスで間違った金額を記載したり、金額の転記ミスも起こりやすいです。
12章でさんざんやった「売上原価の算出」〇〇表を作成する際には避けて通れない番人なので集計した後でもよく間違えるポイントではないでしょうか。
「貸倒引当金」→計算に必要な「受取手形」「売掛金」等に修正仕訳はありませんか?
「減価償却費」→期中に取得したり、毎月減価償却が行われていたりしませんか?
「前払と未収、前受と未払」→利率や期間の計算ミスに注意が必要です。
修正仕訳で出てきたものが「貸借対照表」「損益計算書」に正しく反映されているかが重要です。何度も出てくる勘定科目には注意しましょう。私はうっかり引っかかりました。
ラスボス:14章「財務諸表の作成」
9章「試算表」13章「精算表」を倒しきった方ならラスボスといえど問題ないと考えています。しかし以外に簡単だと思う部分「仕訳」でミスをして慌てないようにしましょう。一回で金額が合わないのは良くあることなので落ち着きましょう。また外部資料のため仕訳の時と勘定科目名が異なりますので注意しましょう。作戦は「とりあえず落ち着け」です。
15章「伝票」
入手金伝票から相手科目を見ての「仕訳」や伝票から「仕訳日計表」「総勘定元帳」「得意先元帳」などへの転記が問題となっています。
転記するだけと思いきや「総勘定元帳」の摘要欄へ「仕訳日計表」と記載するべきところを「諸口」または「相手勘定科目」を記載してしまったり、「得意先元帳」などへ「入金伝票」「振替伝票」と記載するべきところを「相手勘定科目」を記載するミスが起こります。見直しましょう。
テキスト2週目頑張ってきます。週末受験の方ファイトです!一緒に頑張りましょう!
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