他愛のない日常が奇跡!子ども達のために褒め方の技術を覚える本の紹介

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今日紹介したい本は『マンガでわかる魔法のほめ方(ペアレントトレーニング)』叱らずに子どもを変える最強メソッド/ 横山浩之/著・明野みる/マンガです。

PT(ペアレントトレーニング)を以下PTと記載します。

一般的に誤解された何をしても放置するような「叱らない育児」ではなく「ほめる技術」を使って良い行動を増やしていく技術本です。

※本当の叱らない育児は子どもの言葉に耳を傾けて感情的にならずやってはいけない行動を理由と共にやってほしい行動が出来るように言い聞かせることです。

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本を手にしたきっかけ&おススメ読者層

保育士の弟に本をプレゼントした際に読み終わった本をいくつかもらった中にあった本でうちと家族構成が同じこともあり読み始めました。マンガなのでさっと一気に読める点もおすすめです。

毎日カミナリ落としまくりですがふとこの本のことを思い出して深呼吸。叱り続けるより褒めて悪い行動を減らして、良い行動を増やそうと心に留める。「ほめて伸ばす」ためには正しい訓練が必要。それを出来るようになる技術手法が書かれています。

対象者は本には明記されてはいませんが、PT使用対象としての登場人物が幼児のためお子さんが保育園や幼稚園に通う幼児の保護者に刺さる内容だと思います。低学年の小学生も少しだけ登場します。

この本は発達障害などによって行動異常がある子どもへの対応方法としてのPTから、全ての子ども達への子育てに役立つ方法へと進化してきたメソッドが記載されています。

行動異常って!?と過剰に考えないで例えば急いでいるのにもたもたしていたり、わがままを言ってイライラさせられているなど日常の出来事から子どもの「減らしていきたい行動」と捉えて考えてみてください。

どんな内容なの?

叱り続けるのって疲れる…。だったら、上手に無視してそれから、ほめよう! 「ほめて伸ばす技術」の特訓テキスト。子どもの行動異常を修正するアメリカ生まれの手法「PT(ペアレントトレーニング)」をマンガで解説します。

と記載されているように思わずカッとなる子どもの行動は無視し、ほめる技術をつかって行動を改善する方法を学びます。

兼業主婦で2児の母である柚月杏子が仕事帰りに保育園へ2人の子ども達を迎えに行く場面から始まります。しかし、娘の桃子は「今、お絵かきしているんだもん」と帰り支度をせず一緒に帰るお友達も待たせています。再三言っても頑なに「いやだいやだ!!」と拒む桃子にカーッとなり思わず手を上げそうになった時に突然正体不明のPTの達人が現れます。

現れた謎の男サトウは桃子に絵について話しかけ調子を合わせて最後には桃子自身から素直に帰り支度をするように促します。自分が人間が出来ていないと考える杏子にサトウは人間が出来ているわけでもなく訓練で身につけた「ほめる技術」を使用したと言います。

さっきの桃子はわがままを言い続けることでお母さんの注目を得ようとしていた。もっと見て!かまって!と「こっち見て行動」をしていてこれは叱れば叱るほどエスカレート(わがままいって叱られれば叱られるほどママに注目してもらえる状態)するので原則無視をするのが正しいといいます。桃子を無視するのではなく行動を無視する。

そこからPTの達人から技術を教えてもらう話が展開していきます。ステップ3「PT実践トレーニング」の桃子のセリフで号泣してしまいました。

こんな人には向かないかも

強迫観念のようにしっかり技術を取得しようとする人。子どものために自分を変えようとするあまり、出来てないことに激しい自己嫌悪に陥る人は向かないかもしれません。本の通りすべてうまくいくことなんてありません。

出来なくて落ち込んでも深呼吸して、出来る部分だけつまみ食いくらいで大丈夫です。きっと本をまとめた方々は技術を知って子どもと親の心が軽くなるようにと考えていると思うのでマンガ同様気楽に読んでほしいです。

実生活で役に立った場面

これが本当の意味で「相手の行動を変えたければ、まず自分の意識と行動を変える」が取り組めました。幼児の頃は出来ることが増える時期なのでほめるポイントがたくさんあることに気付けました。自分から〇〇できたね!静かに待ててたね!〇〇したの早いね!お手伝いしてくれて嬉しいな!と色々あります。

ほめ言葉をたくさん考えたことで色んな場面で子どもの「頑張り」を見逃さないようにしようという考えを持って子どもと関われるようになったことです。他にも以外と子ども達のお友達の良い部分を見つけられるようになったことです。ほめると子ども達みんなニコッと笑顔を見せてくれて可愛いです。

 

子ども達のために頑張っている親は立派な親です。アトランタオリンピックでの有森さんではないですが自分で自分を褒めましょう。自画自賛さいこー。

 

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