10月26日【柿の日】「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺」正岡子規が法隆寺を訪れ句を詠んだ日

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食欲の秋。果物が美味しい季節です。

スーパーマーケットは入口側に青果売り場があるところがほとんどだと思います。今の季節は艶のあるそのまま柿色の果物「柿」がたくさん並んでいるのではないでしょうか。柿をハロウィンのかぼちゃの如く飾ってあったところも昔ありました。ハロウィン起源のアイルランドではジャック・オー・ランタンは「かぶ」ですがアメリカにはかぶがなかったためこの時期に収穫されるかぼちゃになったんだとか。他にくりぬいてランタンに出来そうな野菜や果物があったら全く違う祭りになっていそうです。

柿の雑学を記載していきます。

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夏目漱石から借金をして奈良旅行をして名句を詠んだ正岡子規

「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺」は愛媛県松山市は文豪「夏目漱石」(以下漱石)や詩人「正岡子規」(以下子規)ゆかり土地です。当時漱石のもとに身を寄せていた子規は東京に帰るための旅費を漱石に融通してもらい奈良の法隆寺側の茶屋へ立ち寄り名句を詠んでいます。

10月26日が「柿の日」になった由来です。

甘い柿は突然変異!?神のあたえし果物に感謝!

学名はDios(神)pyros(穀物) kaki(ディオスピロスカキ)「神の食べ物」です。縄文時代の遺跡に柿の種が発掘されているので大昔から日本には存在していたようです。

柿は渋柿しかなく突然変異で甘柿になったようです。渋柿が甘柿になるのは奇跡に近い確率らしく自然の偉大さを感じます。農家のみなさまの品種改良のおかげで甘く美味しい柿が味わえるようです。

離乳食やおやつに最適?インフルエンザ予防に◎らしい

9か月以降の離乳食におススメされていました。うちの子は離乳食としては全く食べてくれませんでしたが幼児期から食べてくれるようになりました。ビタミンCが豊富で風邪やインフルエンザの予防になるので食べることが出来ると乾燥が続く寒い時期は嬉しいですね。ただ栄養満点&お通じが良くなると美容の味方の柿の弱点は食べ過ぎてはいけない事です。お腹がゆるい人や逆に便秘になりやすい体質の人は要注意です。適量は乳児期は1日1/2個、幼児~大人1日1個だそうで過食はリスクがあります。

「柿が赤くなると、医者が青くなる」ということわざもあるように免疫アップが期待できる果物です。昨年は風邪やインフルエンザを患う方が少なかったため、反動で今年は流行しそうだと朝のニュース番組で耳にして子ども達のおやつを柿率を増やそうかと計画しています。

美味しい柿の見分け方

青果の人に聞いた話とネット情報です。ヘタと果実に隙間が無いこと。ヘタの葉が4枚揃っていることだそうです。ずっしり重いとなお良し。

柿が出てくる絵本

「かにむかし」小学生と幼稚園児の子どもに非常に人気がありました。「さるかに」とは異なり「きびだんご」という桃太郎要素もありのお話です。牛のふんはどうやってきびだんごを消化したのか疑問が残ります。図書館で2週間借りていた期間で10回は読みました。

「フルーツめしあがれ」絵が美しく大人も顔(口元も)がほころぶ良い絵本。小さいお子さんにはリアルな絵がことばと実物をリンクして覚えるのにも効果的。つまんで食べてみたくなる美味しい絵です。

 

ほっぺが落ちるような甘い柿が食べながら読書がしたいですね。

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