2022年2月27日の日商簿記2級試験合格を目標にクレアールの講義動画&テキストで学習を進めています。残り87日です。来週末までにテキストブックは終わらせます。
本日はchapter1の途中「当座預金の処理」からchapter4の「有価証券」まで進めました。
chapter1「預金の種類と銀行勘定調整」
預金の種類は今までは「当座預金」「普通預金」「定期預金」は3級でも名称は出てきました。簿記上の預金の種類は仕訳勘定です。
- 当座預金:小切手・手形を振り出すことが出来る口座。利息はありません。
- 普通預金:引き出し自由。利息があります。
- 定期預金:一定期間原則として引き出すことが出来ません。利息があります。
- 通知預金:引き出す際に一定期間前に通知が必要です。利息があります。
- 別段預金:会社設立や新株式発行時の払込金、株式配当金などの一時的に生じる預金。この名称の預金はなく仕訳勘定です。
銀行勘定調整は当座預金有高と当座預金出納帳の金額を一致させるための処理です。
不一致の原因
- 締め後入金:銀行営業時間後の入金→企業側仕訳不要
- 未取立小切手:銀行側が取り立ててない→企業側仕訳不要
- 未取付小切手:取引先が小切手を銀行へ未提示→企業側仕訳不要
- 見渡小切手:仕訳上は当座預金が減少している→当座預金出金記録の取消
- 振込・引落未通知:未だ仕訳計上されていない→当座預金の未記帳分を仕訳
- 企業側の誤記帳:企業側で修正仕訳が必要
不一致の原因を考えて「仕訳不要」か「修正仕訳」を行うかで加減して調整していきます。
chapter2「金銭債権債務」
「手形取引」は帳簿上の処理を考えて仕訳を行う
「手形取引」です。目的によって「営業手形」「営業外手形」「金融手形」に分類されます。
間違えポイントとしては手形の「裏書譲渡」「自己振出の手形受取」「割引手形」「不渡手形」「手形更改」のうちの後ろ二つ「不渡手形」と「手形更改」でしょうか。
- 約束手形の裏書譲渡→裏書した「受取手形」勘定を貸方(減額)処理します。
- 自己振出の手形受取→「支払手形」勘定を借方(減額)処理します。
- 不渡手形→手持ちの手形か裏書や割引をした手形かによって仕訳処理が変わってきます。また債権放棄を行った場合は貸倒引当金で処理を行う。
- 手形更改→改めて手形を振出すため以前の手形の減額処理を行った後に新たに手形の仕訳処理を行います。相殺はしません。
電子記録債権・電子記録債務
「電子記録債権売却損」などが出てきます。債権者側と債務者側の仕訳がそれぞれある場合に「仕訳なし」となる問題があります。
貸倒引当金の個別評価と一括評価
「個別評価」は取引先が債務の弁済に問題が生じている場合にその取引先の債権(売掛金など)を貸倒見積高を債権額の〇%計上処理する。
「一括評価」は3級でも学習した売掛金の〇%で計上処理します。
「売掛金」「受取手形」のうち個別評価の分と一括評価の金額や既に計上されている貸倒引当金の額を見落とさないように計算しましょう。
Chapter3「商品売買等」
「三分法」と「分記法」は3級のテキストでも出てきました。ここで「販売のつど売上原価勘定に振り替える方法」という言葉が出てきました。
販売処理の際に「売上原価」勘定を借方処理し「商品」勘定を貸方処理します。「商品」勘定で管理しているため決算整理仕訳が不要です。
「総平均法」の商品有高帳
総平均法が分からず間違えました。〇月の「受入」金額総額の平均で計算するのが総平均法でした。一周したら再チェックします。
期末商品の評価「棚卸減耗損」「商品評価損」
- 棚卸減耗損:数量不足による損失
- 商品評価損:取得原価と当該商品売却価格との差額
「売上原価」の内訳科目として表示する。
売上収益の認識基準
- 出荷基準:商品出荷時点で売上
- 検収基準:得意先が商品を受け取り検収した時点で売上
- 引渡基準:売手が買手に商品を引き渡した時点で売上
説明読んだ直後は仕訳を間違えません。ここも一周した後にもう一度チェック。
役務収益・役務原価
損益計算上、役務収益は「売上高」、役務原価は「売上原価」として表示。
これも説明読んだ直後は仕訳を間違えません。一周したら再チェック。
有価証券については覚える名称が種類によってたくさんあるため次回記載します。めっちゃ試験に出そうと思いながら問題を解いてました。明日も学習を頑張りましょう。
コメント